キウイフルーツは、歴史はまだ浅いですが、日本の食卓に定着しているなじみのフルーツです。さっぱりとした酸味が魅力的で、サラダとしてもピッタリ。
フルーツの中で、熟しても果肉がグリーンなのは珍しい部類に入ります。今では品種改良がすすみ、黄色の果肉のものや、酸味が少なく甘さの強いキウイも登場。栄養も豊富で1年中食べることができる、人気のパワーフルーツです。
そこで今回は、キウイフルーツはどんなフルーツなのか、品種や栄養、おすすめのレシピなどについて詳しくご紹介します。
キウイフルーツってどんなフルーツ?
キウイフルーツは、マタタビ科マタタビ属のつる性落葉低木です。花は白く、花言葉は「ひょうきん」。和名はシナサルナシやオニマタタビといいます。
日本でも全国的に栽培されていますが、バナナ、パイナップルに次いで輸入量が多いフルーツで、国内産が出回らない時期は輸入物が店頭に並びます。
そして日本が輸入しているキウイの95%以上がニュージーランド産(約10万トン)と、圧倒的なシェアを誇っています。
また、ニュージーランド産のキウイはゼスプリ社が100%のシェアを持っているため、日本に出回っている輸入キウイの大半がゼスプリのキウイということになります。
ちなみに世界の生産量は中国が1位。2位はイタリア、そして3位がニュージーランド。
日本は10位にランクインしており、国内での生産量は1位が愛媛県、そして福岡県、和歌山県となっています。
輸入物をあわせると、一年中安定して出荷されているため、あまり季節感を感じさせないフルーツのひとつですが、外国産は4月~12月頃、国内産は12月~4月頃に店頭に並びます。
キウイの歴史!ゼスプリって何?
キウイの原産地は中国の揚子江沿岸といわれています。そのため別名「チャイニーズ・グーズベリー」ともいいます。
栽培はほとんど行われていなかったのですが、1904年に中国を訪れた女性旅行者によって、キウイフルーツの種がニュージーランドに持ち込まれ、農夫達により品種改良されて現在のキウイフルーツの原種が誕生しました。
その後、50年ほどでニュージーランドのキウイの生産量が安定し、輸出されるまでになりました。その際、外国にアピールするため「チャイニーズ・グーズベリー」から、ニュージーランドの国鳥である「キウイ」に見た目が似ていることから「キウイフルーツ」と命名。
1980年代後半になると、キウイの輸出業者が増えて価格競争が起きるようになったため、キウイの価格を安定させるために、生産者は窓口の一本化を計画し、ニュージーランド・キウイフルーツ・マーケティングボード(NZKMB)を設立。
そして、ニュージーランドのキウイに、ブランドネームとして「ゼスプリ」と命名し、NZKMBの販売子会社としてゼスプリインターナショナルが設立されました。
キウイの生産と販売を手がけるゼスプリ社は、ニュージーランドの政府機関プラント&フードリサーチとともに、キウイの研究を行っており、1999年に「ゼスプリ・ゴールドキウイ」「ゼスプリ・グリーンキウイ」が誕生。そして2012年には次世代の品種として「ゼスプリ・サンゴールドキウイ」「ゼスプリ・スウィートグリーンキウイ」の販売を開始するなど、常にキウイの最前線の研究が行われています。
また、独自の厳しい検査基準を設け、農園から食卓までしっかりと管理するゼスプリ・システムによって、品質を常に安定させることなどから、輸入果実全体で見ても、他に例が無い程のブランド化に成功しています。
そして、キウイが日本に登場したのは1960年代。日本でも比較的栽培しやすいことから、国内でも生産されるようになり、その後、1970年代に生産過剰となったみかんに代わる転作作物として注目され、みかんの産地を中心に急速に拡大しました。
ちなみに、ゼスプリ社と契約している愛媛県や佐賀県、宮崎県の農場では、ゼスプリキウイが育てられています。
キウイの品種には何がある?ゼスプリ以外もある?
さわやかな甘酸っぱさが人気のキウイフルーツ。果肉が緑色のグリーンキウイと、果肉が黄色のゴールドキウイがほとんどですが、果肉が赤みがかっているものや、小さなベビーキウイなどもあります。
ヘイワード(グリーン)
全世界で流通するグリーンキウイの70%以上が「ヘイワード」という品種です。ゼスプリ社が販売しているグリーンキウイもヘイワードの系統です。果皮が薄茶色でうぶ毛があり、重さは100g前後。
果肉はきれいな緑色で、種のプチプチとした食感があり、甘味と酸味のバランスがいいのが特徴。ニュージーランド産は5~12月頃、国内産は11~5月頃に出回ります。
サンゴールド
ニュージーランドのゼスプリ社が日本人の味覚に合わせて開発した、糖度の高いゴールドキウイの新しい品種がサンゴールドです。
俵型でうぶ毛はなく、トロピカルな甘さでジューシーな味わいなのが特徴的。
ニュージーランド産は4月末頃から9月末頃に出回り、11月末頃から国産のサンゴールドキウイが出回ります。以前のゴールドキウイよりさらに糖度が高く、酸味が苦手な子どもでも食べやすい、甘いキウイフルーツです。
香緑(こうりょく)
「ヘイワード」の自然交雑から誕生し、1987年(昭和62年)に品種登録されました。収穫時期は11月頃からで、香川県、山梨県、静岡県で栽培されています。形はやや細長い円筒形で、果皮にはうぶ毛が多く、大きさは100g前後。
果肉は濃いエメラルドグリーンで、酸味は少なく糖度は15~18度くらいと甘いのが特徴です。
さぬきゴールド
生産数はそれほど多くありませんが、香川県で誕生し、2005年(平成17年)に登録された品種です。収穫は10月中旬頃から。サイズは160~180gと大きく、うぶ毛は少なめで、果肉は黄色。
糖度は16~18度と高く、甘くて風味も豊かです。
レインボーレッド
静岡県の小林氏が中国系キウイを育成したもので、「有限会社コバヤシ」によって商標登録されているキウイです。
サイズはやや小ぶりでうぶ毛がなく、1番の特徴は、黄緑色の果肉の中央に赤い色素が入っている点です。酸味が穏やかで甘味を強く感じることができます。
収穫時期は10月頃からですが、まだほんの僅かしか生産されていない品種で、出回る時期も限られているため、店頭で見かけるのは珍しいキウイの一つ。
アップルキウイ
「魁蜜(かいみつ)」という品種で、その名の通りリンゴのような形をしているキウイです。果肉は未熟なときは緑色で、熟すと黄緑~黄色になります。サイズは150g前後と大きめ。
うぶ毛がないので皮がむきやすく、酸味は少なくジューシーで、甘味が強いのが特徴です。主に静岡で栽培されていて、10月中旬頃から出回ります。
ベビーキウイ
主にアメリカやチリから輸入される、長さが2~3cm前後の小さなキウイ。キウイベリー、ミニキウイなどとも呼ばれ、マタタビ科のサルナシという木になる果実の一種。
果皮は緑色でうぶ毛がなく、とても薄いのでそのまま食べることができます。
剥いて食べてもいいですが、皮には酸味があり、果肉は濃厚な甘味があるので、皮と一緒に食べた方が味にしまりを感じることができるのでおすすめです。
日本には9~10月頃にアメリカ産が、2~3月頃にチリ産が入ってきますが、出回る時期が短いため、見つけたらぜひ食べてみてください。
キウイの栄養は?どんな効果がある?
1年中食べることのできるキウイは、フルーツの中でも栄養価が高い食材です。キウイフルーツの主な栄養と、期待できる効果は以下の通り。
- 疲労回復・・・ビタミンC、有機酸
- 美肌効果・・・ビタミンC、ビタミンE
- 消化促進・・・アクチニジン
- 整腸作用・・・食物繊維
- 塩分調整・・・カリウム
- アンチエイジング・・・ポリフェノール
- 造血作用・・・葉酸
また、カロリーは100gあたり約53kcal。1個でおよそ40~50kcalとヘルシーです。
キウイフルーツは、ビタミンや食物繊維などの、毎日摂りたい色々な栄養素を摂取することができるフルーツなのです。
キウイフルーツは疲労回復にピッタリ!
キウイといえばビタミンC。100g中に約70mg前後と、とても豊富に含まれています。
サンゴールドキウイになると、なんとレモン8個以上ものビタミンCが含まれており、サンゴールドキウイ1個で1日に必要なビタミンCをとることができるのです。
また、酸味成分である有機酸は、乳酸の生成を抑えたり、鉄分の鉄分の吸収をよくしてくれるため、風邪予防や疲労回復にピッタリ。
スポーツなどの運動後の食べ物としても、さっぱりとした味わいは食べやすくおすすめです。
また、ビタミンCとビタミンEを一緒に採ると、体の酸化を防ぐ抗酸化作用がアップするのですが、キウイはどちらも含まれています。そのため、がん予防や肌荒れなどにも効果があるとされています。
注目成分アクチニジンとは?
栄養豊富なキウイフルーツですが、中でも注目されているのがアクチニジンという、たんぱく質の分解を助ける働きを持つ酵素。
お肉などと一緒に食べることで、胃腸の消化吸収を良くし、胃もたれを防ぐ効果が期待できます。脂っこい料理を食べたときは、食後のデザートとして食べてみましょう。
また、パイナップルと同じように、キウイ果汁でお肉を漬け込むと柔らかくなり、ふっくらとジューシーに仕上げることができます。
ダイエットや生活習慣病予防にも効果アリ?
キウイフルーツは、食物繊維の量も豊富で、その量はバナナ約三本分。善玉菌のエサとなる水溶性食物繊維、便のカサを増やす不溶性食物繊維の両方とも含まれています。そのため、おなかの調子を整え、便秘改善にも効果的。
体内の塩分の調整を行うカリウムも多く含んでいるため、むくみや高血圧、動脈硬化の予防が期待できます。
生活習慣病などが気になる方は、ぜひキウイを食べるのを習慣にしてみてください。
アンチエイジングにも効果的!?
キウイフルーツには、ポリフェノールもしっかり含まれています。ポリフェノールはビタミンCやビタミンEと同じように、強力な抗酸化作用があります。
活性酸素がもたらす細胞の老化を防いでくれるため、アンチエイジング効果のある成分として注目されています。
他にも、動脈硬化を防ぐ作用、ホルモン促進作用、血液をサラサラにするなど、さまざまな健康効果があります。脂肪の吸収を抑えるはたらきもあるため、肥満予防にもなります。
ちなみに、ポリフェノールは熱に強く壊れにくいので、食生活に取り入れやすいのがポイントです。
妊婦さんにもおすすめなキウイフルーツ!
キウイフルーツには、胎児の発育に欠かせないビタミンとして有名な葉酸も含まれており、妊婦さんも食べておきたいフルーツの1つ。
正常な造血機能を保つためにも必要不可欠なので、妊娠している・していないに関わらず摂取しておきたい栄養素です。
成人の葉酸摂取量の1日当たりの推奨量は240μg。妊婦さんは2倍の480μgとなっています。キウイフルーツ1個に含まれている葉酸は、品種にもよりますが約30~40μg。葉酸は熱に弱いので、生で食べることのできるキウイは葉酸補給にピッタリなのです。
美味しいキウイを選ぶポイント!食べ頃を見極めるには?
それでは、美味しいキウイを選ぶポイントについて見ていきましょう。
キウイを選ぶときは、品種によって多少異なりますが、
- 表面が綺麗で傷やいたみがない
- きれいな楕円形をしている
- 皮にまんべんなくうぶ毛が付いているもの
このようなキウイが良品です。そして、すぐに食べたいときは、軽く握ったときにやわらかさを感じるものを選びましょう。
特にヘイワード(グリーンキウイ)は、未熟なものほど酸味が強く、すっぱく感じます。熟していくにつれて酸味が落ち着き、甘味とのバランスが良くなっていくため、硬くてまだ未熟なキウイを買ってしまったときは、自宅で追熟してから食べると美味しく楽しむことができます。
キウイの追熟方法!すっぱいキウイを甘くしよう
かたくて未熟なキウイフルーツは、常温で追熟させてから食べましょう。乾燥を防ぐためポリ袋に入れて、20度前後の部屋に置いておくと追熟がすすみます。
早く追熟させたい場合は、りんごやバナナと一緒に袋に入れておくと2~3日でやわらかくなります。これはりんごやバナナが出すエチレンガスというものが、成熟を早めてくれるためです。
指で軽く押して弾力を感じれば食べ頃。また、キウイの中心部の白い部分は最後に熟すので、ここが柔らかくなったら完熟の合図です。キウイが熟したら、冷蔵庫で保管しましょう。2~3時間冷やすと、よりおいしく食べられます。
キウイの保存方法!日持ちはどれくらい?
キウイフルーツの保存方法は、基本的に冷蔵保存が適しています。固くまだ熟していないものは、先ほどご説明したように、そのまま室内に置いておき、追熟させます。
食べ頃になった物は、乾燥しないようポリ袋に入れるなどして冷蔵庫で保存して、早めに食べるようにしてください。
常温保存 | 約1週間(夏場)、約1か月(冬場) |
冷蔵保存 | 約2週間~2か月 |
冷凍保存 | 約2~3か月 |
乾燥保存 | 約6か月 |
熟しているかどうかでも保存期間は変わります。詳しく見ていきましょう。
常温保存のコツ
保存期間:約1週間(夏場)、約1か月(冬場)
常温で保存するときは、未熟でまだ硬いキウイにしましょう。キウイは追熟したほうが美味しくなるので、触ってみて硬いキウイは常温保存がおすすめです。
ポリ袋に入れて冷暗所に保存しますが、袋は開けておくか、縛った後、つまようじなどでいくつか穴をあけておきましょう。もともと南国のフルーツなので暑さにも強く、夏場でも一週間ほど、熟したキウイでも約4日ほど保存が可能です。
冬場はもっと長く保存ができ、保存期間は約1か月。熟したキウイは約1週間ほどもちます。
ただし、追熟するのは15℃からなので、それよりも気温が下回るときはうまく熟してくれないことが多いので、りんごやバナナ利用してみてください。
冷蔵保存のコツ
保存期間:約2週間~2か月
熟したキウイは、0℃前後を保つことができる冷蔵庫のチルド室で保存するのがおすすめです。常温保存と同じように、ポリ袋に入れて置いておくと、約2週間保存が可能です。
ただし、キウイ自体も追熟をすすめるエチレンガスを発生させているため、他の食材を早く傷めてしまう場合があります。そのためポリ袋に穴は開けず、口を縛って保存するようにしましょう。
熟していないものは約2か月持ちますが、その分追熟はしないので注意してください。
キウイの皮をむいてカットしたものは長くても2日ほどなので、切ったら早く食べるようにしましょう。
冷凍保存のコツ
保存期間:約2~3か月
冷凍保存だと、食感は変わってしまいますがキウイが熟している・いないに関わらず長期保存が可能です。
食べやすい大きさにカットして、重ならないように保存袋に入れ、しっかりと空気を抜いて冷凍庫で凍らせます。
凍ったままや半解凍にして食べるフローズンキウイ、ひんやりとシャリシャリした食感を楽しめ、夏場や運動後などにピッタリ。
ジュースやペーストに使うのも〇。完全に解凍するとベシャっとした食感になってしまうので、あまりおすすめはできません。
乾燥保存のコツ
保存期間:約6か月
キウイはドライフルーツにしても美味しいです。食物繊維量やうまみもアップし、上手に作れば半年以上もつので、たくさんキウイが余っているときなどはぜひ試してみてください。
未熟なもの、熟したもの、どちらのキウイでも作ることができます。
1.キウイの皮をむき、3~5mmほどにスライスして、表面の水分をキッチンペーパーでふきとる
2.ザルなどに重ならないように並べる
3.1日1回ひっくり返し、水分が抜けきるまで干したらできあがり
気温にもよりますが、3~5日ほどで完成します。水分が多く含まれているとカビが生えやすくなるため、完全に水分を抜くことが長期保存のポイントです。
キウイフルーツを美味しく食べよう!おすすめの食べ方や意外な食べ方紹介
それでは美味しいキウイフルーツを食べてみましょう。やはり一番のおすすめは生で食べること。ビタミンCや葉酸などは熱に弱いので、ビタミン類を積極的に摂りたいときは生で食べるのがベストです。
皮をむくのが面倒な時は、半分にカットしてスプーンですくって食べれば簡単です。
他にも色々な食べ方があるのでご紹介していきます。
農薬が気になる方は
日本で多く出回っているニュージーランド産のゼスプリキウイは、農薬を散布するのにも非常にこだわっているため、農薬汚染が少ないフルーツです。
また、皮をむいて食べることがほとんどなのであまり気にする必要はありませんが、気になる方はスポンジで水を流しながら、こすり洗いしましょう。
はちみつキウイとヨーグルト
まずは定番、キウイとヨーグルトです。
キウイとヨーグルトだけで食べるだけでもいいですが、キウイにはちみつをまぶしてからヨーグルトと食べてみてください。
用意するもの
- キウイ(適量)
- ヨーグルト(適量)
- はちみつ(適量)
1.キウイは皮をむき、食べやすい大きさにカットする
2.キウイにはちみつをかけてまぶす
3.ヨーグルトと一緒にする
キウイとヨーグルトを一緒に食べると、ときどき苦みを感じる場合があるのですが、これはキウイに含まれる「アクチニジン」というたんぱく質を分解する酵素が原因です。
ヨーグルトに含まれるたんぱく質が、キウイのアクチニジンと反応して苦くなってしまうのです。そのため、カットしたキウイにはちみつでコーティングしておくと、苦くならずに美味しく食べることができます。
キウイとチーズのカプレーゼ
カプレーゼといえばトマトとモッツアレラチーズですが、爽やかな酸味と甘みのキウイは、チーズとの相性バツグン。おすすめは少しかためのグリーンキウイですが、特に決まりはありません。
キウイの甘さによってサラダになったり、デザートにもなる面白い一品です。
用意するもの
- 硬めのグリーンキウイ(1個)
- モッツアレラチーズ(1/2個)
- 塩(少々)
- 黒コショウ(少々)
- オリーブオイル(少々)
1.キウイの皮をむき、1㎝ほどの厚さに切ったものをさらに半分に切り(半月切り)、塩をふる
2.モッツアレラチーズをキウイの大きさに合わせて切り、塩をふる
3.モッツアレラチーズ1切れを、キウイ2切れではさむ。オリーブオイルと黒コショウをかけてできあがり。
バジルソースをかけたり、ミントを散らしてみると華やかになり、パーティーなどにもおすすめ。朝、昼、夜、どのシーンでも使える万能なお手軽レシピです。
キウイソースで柔らかステーキ
キウイに含まれているアクチニジンを利用して、お肉を柔らかくジューシーに仕上げることができるレシピです。
用意するもの(2人分)
- ステーキ肉(300g)
- キウイ(1個)
- 塩(少々)
- こしょう(少々)
- 有塩バター(10g)
- サラダ油(小さじ1)
1.キウイの皮をむき、適当な大きさにカットしたらポリ袋などに入れて手でつぶす
2.ステーキ肉を1.に入れ、塩コショウを振って軽く揉み、冷蔵庫で15分ほどおいてなじませる
3.フライパンにサラダ油を入れ、ステーキ肉の両面を中火で焼いたら皿に盛る
4.袋に残ったキウイソースをフライパンに入れ、バターと塩コショウで味を整え、ステーキにかけてできあがり
硬い肉や分厚い肉でも簡単に柔らかくなります。お肉とフルーツが混ざるのが苦手な方でも、キウイ感があまりないので食べやすいです。ぜひ一度試してみてください。
キウイの生春春巻き
ベトナム料理である生春巻きにキウイを使ったおかずレシピ。キウイの断面が透けて見えるのがかわいい、おもてなし料理にピッタリの一品です。
用意するもの(2人分)
- グリーンキウイ(うすい輪切り2枚)
- ゴールドキウイ(うすい輪切り2枚)
- レタス(2枚)
- きゅうり(ななめ薄切り2~3枚)
- 生春巻きの皮(2枚)
- スモークサーモン(2枚)
- スイートチリソース(適量)
1.キウイはそれぞれうすく輪切りにし、レタスときゅうりは細く切る。スモークサーモンは半分に切る。
2.生春巻きの皮は半分に切り、さっと水にくぐらせたら、キッチンペーパーなどで余分な水けをふきとる。
3.生春巻きにキウイを1枚ずつ置き、その上にレタス、キュウリ、スモークサーモンをのせ、手前から巻いていく
4.スイートチリソースを添えてできあがり。
キウイの断面がキレイに見えるように巻いてみましょう。グリーンキウイとゴールドキウイを使うことで、2色のカラフルな生春巻きができます。
スモークサーモンの代わりに生ハムを使ったり、チーズを一緒にしても〇。自分の好きな具材を使ってアレンジを楽しんでください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?輸入先であるニュージーランドは南半球にあるため、収穫時期が国内産のものとちょうど互い違いになることから競合もせず、一年中美味しくいただくことができるキウイフルーツ。
酸味が苦手な方でも、品種改良された甘いキウイがあるため、ぜひ栄養たっぷりのキウイを毎日の食生活に取り入れてみましょう。
キウイを美味しく食べて、毎日を健康に過ごしてくださいね。